えなりしげたの深夜だから言わせろ!

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あの時僕は道を歩いていた~キノの旅の思い出~

キノの旅 the Beautiful World (電撃文庫)

 

 

当時の僕はあまりにも目が死んでいて生きているのか死んでいるのかも分からない表情で毎日を無駄に過ごしていた。思い返してみればそれは生きている実感もなく、ゆっくりと死んでいくのと等しかったのかもしれない。

でも、キノの旅に出会ってようやく生きる意味に出会えた気がしたんだ。

 

 

 

 

 

アニメ化記念

キノの旅 the Animated Series 上巻(初回限定生産)(多数決ドラマ特典Blu-ray付)

今月からいよいよアニメが始まる「キノの旅」最近は昔の作品のリバイバルが多くなりましたがこれも再び映像で見れるとは思わなかったんだ。

アニメ化に関してはかつてWOWOWで放送されており、当時鼻水垂れていたクソガキだった私も熱心に見ていました。というよりは「今までに見たことなかったアニメだな」「不思議なアニメだな」そんな初めて触れるおもちゃに感動する子供のような面持ちで拝見していたのです。

再アニメ化となり今回は主役の声を担当するのは悠木碧さん。彼女は最初のアニメの時にも参加しており今再びキノの世界に逞しくなって帰ってきたようですな。

最近の悠木さんの活躍すこ

 

 

 

退廃かつメッセージ性がある力強い物語

 

キノの旅1 the Beautiful World (電撃コミックスNEXT)

小説の内容は時にショッキングなお話があったりもします。物語のあらすじとしてはキノとモトラド(二輪車)のエルメスが様々な国を巡る一話完結の短編ファンタジー。読者にも予想できない展開や結末や妙に淡々としているキノや人懐っこいが妙にドライなエルメスとのやり取りが読者に人気を博しているとか。登場する国の濃密な設定にも定評があったりで中々に業が深い。銃器の拘りなどはきっと作者の趣味。

作者の風刺とも取れる表現もあり、キノの行動や言動はもしかすると作者のそれと同じなのかも?つまりはキノは作者の分身?

まだライトノベルも知らない僕が読んだ時に衝撃を受けた作品のひとつ。今でも楽しみにしているライトノベルであり物書きに関してお手本にしてたりするほど。内容はライトノベルよりも童話と言った方が言い得て妙かもしれない。

基本的には国の住人が何かトラブルを起こす→キノたちが解決する→しかしながらも結末がハッピーエンドとは限らない。これが大体の流れ。

シリアスな世界と共に淡々と描かれるクールな文体は読みごたえがある。作者の伝えたいことやメッセージ性が読者の心に直に伝わりやすく「キノの旅」が今もなお支持される理由は作者の力量が非常に高いからだろう。

さあ、アニメ楽しみです。

 

 

 

キノの旅1 the Beautiful World (電撃コミックスNEXT)

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