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なぜハヤシライスは人気がないのか

銀座ハヤシ 180g×5個




ハヤシライスとはカレーライスとは全く別物である。
外見は双子のようにそっくりではあるが味は全く異なる。それもそのはず、カレーライスは香りやコクを出すためにスパイスを用いているが、ハヤシライスの場合は野菜や牛肉、ドミグラスソースで独特の味や酸味を出しひとつの個性を出している。


ハヤシライスはあの天皇御用達のレストラである「ルマンド・ハヤシ」の料理長である林航平が若き日の修業時代に偶然手に入れたドミグラスソースで日本人好みの料理ができないかと考えた末に産み出したのがそもそもの発端であった。そこから「ルマンド・ハヤシ」の代表的メニューとして数々の料理人に知れ渡り、カレーよりメジャーではないが今ではご家庭でもたまに作られるような一般的な料理となったのは戦後30年後の話である。ちなみにウソである。


話がずれた。
高級なレストランでもハヤシライスを見かけることはあまりないし、子供もハヤシライスよりカレーライスの方が好きというのが大多数だろう。
カレー専門店はココ壱番屋をなど数多く見かけることはある。しかし、ハヤシライスの専門店は少なくとも私の人生の中では見たことがない。
なぜこうも万人受けしないのか?


それはつまり応用が効かないからだろう。カレーなどはバリエーションが多く存在するがハヤシライスはそれだけで完成されているので発展が難しいのだ。
たしかに「シーフードハヤシ」と言われてあまりピンとこないし、正直に言うと美味しいと思えない。同様の理由で「カツハヤシ」や「納豆ハヤシ」も多分多くの人の口には合わない。一応「オムハヤシ」は美味しいとだけ書いておこう。(ただし、お店によってはオムライスハヤシライスソースと記載されていることも)


とはいえハヤシライスも一流の料理人が一流の食材で時間をかけて作れば美味しいはずだ。ちなみにハヤシライスをソースから作るととてつもなく時間がかかるそうな。
ハヤシライスが万人受けしない理由はその酸味にも原因があるだろう。トマトをベースに作るとなおさらその酸味に拍車がかかる。
永遠の二番手「ハヤシライス」の話であった。ちなみにハッシュドビーフとハヤシライスは同じものと思っていただいて構わない。