えなりしげたの深夜だから言わせろ!

道楽。https://twitter.com/shigeta_of_13

ジョジョ映画を詳しく解説していくよ【ネタバレあり】

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こんにちわ、15年来のジョジョファンであるえなりしげたです。

絶賛公開中であるジョジョ映画を先日観に行ってきましたわよ。この映画はスルーしようかと心に決めていたのですが友人たちの評判が「そこまでひどくなかった」「普通だった」とパンナコッタ・フーゴなみの罵倒を浴びせるかと思いきや意外と普通の感想ばかりだったので、それなら僕も観に行ってみようかなとなってこうして仕事終わりのレイトショーに赴いてるわけです。

まず気にならざるを得なかったのが平日のレイトショーとはいえ観客が僕を含めて7人しかいませんでした。まだ公開されて一週間足らずなのにこんなもんなのかい?観客の中には見る映画がなくて仕方なくジョジョを見にきました感じのオーラを出している男女のカップルや僕と同じように仕事終わりにちょっと見てみようかなという身なりのOLなどそれぞれにそれぞれの思惑はあったんだろうと思わせるには十分でした。

嫌な予感を胸に抱きつつも映画の予告が終わり上映が始まりました。

※ネタバレするんでこれから見る人は注意せよ。

 

 

 

 

映画の完成度

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「恥を知りなさいッ!今年で原作30周年の名作を実写化するなどとはッ!!」

なんて怒ろうかと思ったけど友人たちが言う通り別にそこまで悪くはなくそれでも良くなくってところが正直の感想です。スタンドのCGも頑張っていたしアクションシーンや演技も似せようとする努力は伝わったし悪くはないよ。うん。

でもやっぱり壮大な世界観のジョジョを実写化するのだから難しいわけでして、例えば主人公の東方仗助を演じる山崎賢人氏は原作よろしく髪型をリーゼントにしているのですが、僕には頭に焦げたハンバーグを乗せているようにしか見えなかった。この髪型セット大変でしょうが、ハンバーグに一度見えたらそれにしか見えないわけで「あいつはハンバーグ乗せながら戦ってて色々と大変だなあ」と捻くれた捉え方をしていました。とはいえ彼の演技が全て悪いわけでなく良かった点もいくつかあったけどもそれは後述にて。

あと映画は全てスペインでロケをしているため調和された建物ばかりが揃っている違う意味で奇妙な杜王町になっていました。住民が食べている食事もスペイン風なような気が。ぶどうが丘高校もお金持ちが通う私立高のような華やかさが強調されていてね。完全に日本じゃない。

 

 

ストーリー展開

原作の29巻~30巻に沿って話が進んでいきましたが、至る所で変更点があるのはご愛想。序盤は康一君の自己紹介(嘘は言ってない)とうだら先輩(に近い立ち位置の人)が仗助にボコられるまでは一緒、しかしそのあとアンジェロの人質騒動があってから承太郎が登場しジョセフの話をしてからようやくアンジェロ戦の幕が開けました。アンジェロ戦の翌日に仗助の祖父の葬式が行われ、その最中に虹村形兆兄貴が現れ仗助は兄貴の後を追いかけ虹村家での戦闘になりました。(葬式は途中で抜け出しました)

まあ、二時間でよくまとめた方だと思うぜ。この間に山岸由花子も登場しこれからのストーリー展開を匂わせたりもしました。この映画実のところ三部構成ですのでね、次回から吉良吉影なども出てくるんじゃないかしらね。

さて、登場人物紹介でもしようか。

 

 

 

 

登場人物

東方仗助山崎賢人

この物語の主人公。見た目は不良だが心は優しき高校生。原作よろしく髪型をバカにされるとキレる。

仗助の良いところである心の奥底にある優しさを表現していた点は素直に山崎氏を評価したいが怒りのシーンがあまり得意ではないのかそこがあまり表現できていないのではと思った。いや、というよりは彼の顔は優しすぎるため「戦う男」としては今一つだったかな。今どきの高校生として見ると良かったと思うんだけどね。まあこれから改善すればもっと良くなるかと。

 

 

 

広瀬康一神木隆之介

ジョジョ四部の狂言回し。性格は極めて優しく争いごとを好まないがいざというときには町を守るために敵と戦う強い意志を見せる。意外と腹黒い。原作とは違い今回は転校生という設定。

序盤に「僕の名前は広瀬康一~」と語るのだがスペインの海を背景に自転車を漕ぐシーンはなんだかシュールと思うのは僕だけ?この康一君は良くも悪くも神木君だなという印象。今回はスタンドの卵からいきなり孵化し「エコーズact1」を発現。彼がスタンドの動かし方をまだ理解していないせいか能力は発動せず、次回に持ち越しか。

act1の能力を喰らって発狂する形兆を見たかった。

 

 

 

虹村億泰新田真剣佑

虹村形兆の弟。頭が悪くお金にがめつい性格だが根は良い奴で意気投合をした仗助とは親友になる。

億泰の持つマヌケな部分もうまく表現できていて、なおかつ声もヤンキー風な感じで特に大きな問題はなかった。アニメ版の億泰に近い声だったように思えた。バッドカンパニーの攻撃喰らうシーンがものすごく痛々しい。

 

 

 

虹村形兆岡田将生

虹村億泰の兄であり人からスタンド能力を発現させる弓と矢を使って多くの人間を犠牲にしてきた。性格は几帳面であり彼のセリフはちょっと有名。

こちらも良演技。形兆のクールな一面が岡田氏にピッタリであった。スタンド「バッドカンパニー」の変更点としては自動操縦型になって射程が延びたうえに歩兵・戦車・ヘリの数が原作よりも増えた。その反面一度出した命令の取り消しができない欠点があり仗助にはその弱点を突かれた。

ちなみに彼の最期は原作では音石明に殺されたが今回はなんと突如現れたシアーハートアタックの攻撃から億泰を庇い弓と矢もろともこっぱみじんになり死亡した。形兆の口の中で爆発するシアーハートアタックさん恐ろしや。。。。

 

 

 

 

空条承太郎伊勢谷友介

第三部の主人公。

なんというか、この承太郎は自分の能力の説明だったり自分が杜王町に来た理由を説明するためとはいえよく喋るなあ。ジョセフとは電話にて英語で喋っていたのだがジョセフ日本語喋れない感じ?まあ、細かいところはスルーしよう。

良い意味でわき役に徹していましたね。

 

 

 

 

 

 

山岸由花子小松菜奈

容姿端麗で料理上手で手先も器用な一見完璧に見える女子高生。康一に好意を抱いており異常とも言われるほどその愛し方に問題がある。

こちらも康一同様設定が変わっており彼の世話係となっている。やはり康一に好意を抱いておりまたしても異常性の片鱗を見せていた。比較的出番が少ないからなんとも言えないけど次回はブチ切れた小松菜奈が見られる?

 

 

 

 

片桐安十郎/山田孝之

通称:アンジェロ。あらゆる犯罪を犯し投獄と出所を繰り返し、34歳にして獄中での生活を20年間過ごしてきた男。形兆の持つ弓と矢によってスタンド能力に目覚めた。

原作ばりのサイコパスを身体全身で表現しきった山田孝之氏。役者の中で一番良かったのではないだろうか?形兆と食事をするシーンで彼のタブーに触れてしまい殺されかけた。「わ、悪かった。アンタには逆らわないよ」

 

 

 

 

 

東方朋子/観月ありさ

この人は仗助の母親なんですけど何が悲しいってね、観月ありさが結構ハマっていたのと逆に年を取ったなと思って悲しくなりました。ナースのお仕事面白かったね。

 

 

 

 

 

総評

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この映画を見終えて席を立とうとしたら先ほどのOLは後悔を感じさせる表情をしていたうえにカップルにいたってはエンドロールの時にさっさと帰ってしまいました。君たちはジョジョではなくカーズを見るべきだ。あ、究極生命体の方じゃなくて車の方ね。

原作に似せようとする役者やスタッフの努力は認めるがやはり実写化は難しかっようだ。話題を集めるという意味では予告の段階でかなり注目を浴びていたと同時にジョジョファンからは不安の声が大きかった。蓋を開けてみるとCGには力が入っており、虹村兄弟やアンジェロなどはハマっていたと思ったのは僕だけではないはず。

スタンドの説明などが不十分なところなどを垣間見るにこの映画は原作ファン向けだろう。だが原作ファンがどれだけこの映画を観に行くのかと問われるとあまり観に行かないと思う。話題性を掴むうえでは成功をしたが、この映画はまだ三部構成の一部である。まだ序章だ。売り上げが悪すぎて打ち切られるという最悪のケースは避けたい。

シアーハートアタックが形兆を始末しにきたからこれ音石の出番ないかもね。弓と矢も破壊されたからネズミが平和に暮らすことになりましたね、めでたし。吉良がどんな感じで出てくるのかもしくはそんなもの最初からいないのか。

何が言いたいかというとみんな見に行け。そして、僕と酒の場で話そう。

僕は一度見るだけで十分です。