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「シュデンゲンアンサンブル第7回演奏会」感想

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かつてのスクウェアの名作ソフト「クロノクロス」「ゼノギアス」多くの人に影響を与えていると共に作曲者「光田康典」が作り上げた名曲たちも今もなお語り継がれている。

そんな名曲の演奏した「シュデンゲンアンサンブル第7回演奏会」が7月29日(土)、新小岩江戸川区総合文化センターにて行われた。今回はレポートをつらつらと書いていきたいと思うよ。

 

 

 

シュデンゲンアンサンブルとは?

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シュデンゲンアンサンブルは、プロ奏者および音大生で構成された「シュデンゲン室内管弦楽団」のコンサートであり、今までに「4starオーケストラ2015」、ナムコ作品を演奏した「室内楽における765の調べ」など実績を残している。

今回は「クロノクロス」と「ゼノギアス」の曲の演奏ということで作品の知名度の高さのせいか、チケットは売り切れほぼ満席状態であった。年齢層は30~40代の男女だけでなく外国からのお客さんもいた。今思うと私があのコンサートの中で私が一番若かったのかもしれない。

列に並んでいるとほどなくしてコンサートが開催された。

 

 

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前半はクロノクロスの楽曲を演奏、後半はゼノギアスの楽曲という形式になった。

クロノクロスの曲目順は物語の展開通りに演奏され、例えば第一楽章はクロノポリス~アルニ村ホームの流れでコンサートを静かにそれでいて我々の心の中では盛り上がっていた。第ニ楽章では本編で主人公が突然アナザーと呼ばれる別世界に飛んだ展開その通りに曲の雰囲気が空気がガラッと変わった。星を盗んだ少女で第ニ楽章が幕を閉じたのだが、その雰囲気のまま第三楽章に突入、本編では物語の真相に足を踏み入れたところでありクロノクロスの世界観はここに凝縮されているといっても過言ではない。第四楽章、物語の結末。名曲のオンパレードであり数多くのイベントがここで導入された。演奏者の方々の真剣そのものと言えるハーモニーもコンサート会場をゆったりとクロノクロスの世界に誘うようだった。RADICAL DREAMERS~盗めない宝石~の演奏が終わりクロノクロスの世界の扉は静かに閉ざされる。

 

20分の休憩を挟んで続いてはゼノギアスの部だ。OPである冥き黎明から幕を開け、ゼノギアスという壮大な重厚な世界のはじまりとしては十分すぎるほど完成度が高い。こちらもクロノクロスと同様に第四楽章からなる形式だ。ゼノギアスの主人公の4つの人格をそれぞれ音楽で表現しようという心意気だそうだ。いざ、拝見。第1楽章「アベル」で演奏された予感はゼノギアスで最も鬼畜なダンジョンであるバベルタワーを探索している時に流れている曲だ。私としてはトラウマであるが確かに悲しい人生を送ったアベルを形成するひとつの曲ではあると思う。第2楽章、第3楽章の「キム」、「ラカン」の優しさも悲しさも表現しており、彼らの運命を私は思い出した。ゼノギアスはひとつのゲーム作品というよりは人の人生をずっと見ているようだ。だからこそ我々人間は考えせられこのように人気が出てコンサートを開くまで至ったのだろう。

第4楽章「フェイ」彼のことを語らなくてはこのコンサートの幕を閉じられないだろう。フェイはゲーム開始当初は村で過ごしている普通の青年であったが、村が滅ぼされ運命に導かれるままに時に多くの人間を失いはじめて「愛」を知り一人の人間として答えを出した。犠牲は大きかったものの彼が受け取ったものはかけがえのないほど大切なものだろう。話が反れたがコンサート上では人気の楽曲が続き、ラストはゲーム上のEDであるSMALL TWO OF PIECES~軋んだ欠片(かけら)~であった。ゼノギアスを占締めくくるうえでこの曲が一番相応しいだろう。遠い約束と同じく今作の人気の曲のひとつには間違いない。そうして観客のボルテージが上がって拍手が鳴りやまないなか演奏者の方々が深くお辞儀をして素敵な時間も終わりそうだった。。。しかし、まさかのアンコールがはじまった。曲目は飛翔。我々の心も飛び上がりそうだった。暗いイベントが多いゼノギアスでも飛翔が流れるシーンは最高に熱い展開でありゼノギアスと言えば飛翔と言えるほど強い印象を与えた。そんな曲が演奏されたわけで観客たちはどこか顔が喜んでいるようだった。実際に帰路に着く観客たちやはり飛翔について語っている人が多かったところから見て飛翔の人気が伺える。

飛翔の演奏が終わったところで閉演のアナウンスが流れ演奏会が大成功のまま終了を迎えた。控えめに言っても最高だった。

 

 

 

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今回のイベントは「クロノクロス」「ゼノギアス」という深く重厚な世界を表現すると言った意味で大成功だったように思う。何とも説明しづらい作品であり世界観を表現するうえでは難しかったはずだ。だが、演奏者の方々の気迫や奏でる音色によったその世界を音楽で十分に表現していた。これはひとえに作品への愛情や熱意によるものに違いない。最大級の拍手を送りたい、素晴らしかった。

再度になるが最高の演奏会だった、本当にありがとう!

 

 

 

ゼノギアス オリジナル・サウンドトラック

ゼノギアス オリジナル・サウンドトラック