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えなりしげたの深夜だから言わせろ!

道楽。https://twitter.com/shigeta_of_13

死んだ僕等は一度BLUEGIANTに叩き潰されるべき。

 

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以前、友人に薦められたのをきっかけに読んでみました。BLUEGIANT。

この漫画は本当に素晴らしい。何が素晴らしいのか素晴らしすぎて書きづらいけど、「主人公が眩しすぎて辛い」という感想に尽きますね、本当に。

そんなBLUEGIANTの感想をぼちぼち書いていくよ。

 

 

 

 

 

 

 あらすじ

主人公はバスケ部に所属する宮本 大。
中学の時、友人に連れられて見に行ったジャズの生演奏に心打たれた。
その後、たった独りでただがむしゃらにテナーサックスの練習をはじめる。

ダンクシュートを打つ身長も、ジャンプ力もない。
身体には限界がある。
でも音にはきっと………

楽譜は読めず、スタンダードナンバーも知らない。
ただひたすら真っ直ぐ突き進んでいく。

「絶対にオレは世界一のジャズプレイヤーに、なる」。
雨の日も猛暑の日も毎日毎日サックスを吹く。
初めてのステージで客に怒鳴られても。
それでも大はめちゃくちゃに、全力で吹く。

「僕好きだな、君の音」。
ものすごくめちゃくちゃな演奏。
でも、人を惹きつける力が大の音にはある。

激しく変わる。激しく成長する。
ジャズに魅せられた少年が世界一のジャズプレーヤーを志す物語。 *1

 

「世界一のジャズプレイヤーになる」

BLUE GIANT SUPREME(1) (ビッグコミックススペシャル)

主人公「宮本大」がその目標を掲げ、ひたすらひたむきに前向きにジャズに打ち込む青春漫画の傑作です。いや、青春の一言でじゃ表現できないほどの感動だったり驚きを感じたね。正直、ここまで胸を鷲掴みされるとは思わなくてね。しょっぱな一巻から夢に向かってがむしゃらに走る主人公の姿に何度もため息が出た。ため息と言ってもそれは後ろ向きな気持ちだけではなく、「こんな時期が俺にもあったのかな~」と自分は何をやってんだと叱りたくなるものでした。

 

 

宮本という人間力

BLUE GIANT(2) (ビッグコミックス)

 

彼の初めてのステージはお客さんに怒られ途中で演奏を中断させられ、苦い思い出になった。普通だったらそこで落ち込んだり、中には夢を諦めて公務員を目指すかもしれない。だが、宮本は違った。彼は落ち込んだりせずに「よし、頑張ろう!!俺は世界一になる!!」とまた走り出す。明日の社会に追われ続けて死んだ目をした僕等はやはりその姿に夢中になってしまう。それはなぜだろう?きっと、今の自分にはないもの。もしくはやむを得ない状況でかつて亡くしてしまったモノを宮本は持っている。その姿が読者には輝かしく映り、応援したくなる人もいるだろうし、見ていて苦しくなってしまう者も大勢いるのだ。つらい、本当につらい。眩しすぎて辛すぎるんだよ。

 

 

 

宮本以外の登場人物も魅力的

BLUE GIANT(3) (ビッグコミックス)

 

主人公の神々しさだけを語ってきましたが、彼の周囲の人間も丁寧に描かれておりそこもまた面白さのひとつの要因となっています。主人公の師匠となり、厳しくも宮本を正しい道へ導く存在となる由井。「世界一のジャズプレイヤーになる」と将来を語った息子を二つ返事で了承し、夢を後押しする宮本の親父さん。宮本の同級生や宮本と共にジャズトリオを組むことになる人間も時に主人公なみにクローズアップされることも。

あなたは誰の生き方に対して共感をしましたか?

 

 

 

 

音楽の真髄がここにある

The Sounds of BLUE GIANT

BLUEGIANTは「何か」にあきらめてしまった人にこそ、読んでほしい至福の一冊です。音楽にひたむきに向き合う人間の姿は僕にはとても美しく輝いて見えましたよ!音楽の世界で成功するのってそれこそ努力なんて一言で片づけられないだろうし、無謀なんだと思うけどそれでも宮本を応援したくなるし、これからどうなるか見ていたくなるそんな漫画でした。音楽の真髄ここに極まれり。新章が始まったばかりですが、今一度騙されたと思って読んでほしいです!!!

 

 

 

 

BLUE GIANT 1 (ビッグコミックススペシャル)

BLUE GIANT 1 (ビッグコミックススペシャル)

 

 

*1:http://bluegiant.jp/BIUEGIANT公式サイトより