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えなりしげたの深夜だから言わせろ!

道楽。https://twitter.com/shigeta_of_13

あやかしびと感想~男たちの燃える戦い~

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ソフト自体はずいぶんと前に購入したのだが、他のゲームをプレイしてたこともあって中々やれなかったのよね。
思い出したかのようにプレイしたのですが、これかなり面白いですね。奈須きのこ氏がこれを評価する理由が分かりましたわ。ちなみにこのあやかしびとも例によって(?)PC版(要するにエロゲー)の移植をプレイしました。何でも移植版はルートがひとつ増えているとのことでどうせならたくさんプレイできるほうを選ぶのが僕の性であります。
当然ながら移植はエロシーンが封印されています。まあこの作品はエロはいらないといたるところで言われているのでそこは別にね。





物語としてはそこまで複雑ではない戦闘モノでした。基本的にはどのルートも流れは一緒で根本的なものとして「ヒロインや大切な仲間を守りたい」という意思が強く感じられました。意外とこういった話って複雑になりがちなものが多いのですがあやかしびとは分かりやすいお話と展開で丁寧さが敷き詰められていました。僕今までやってなかったことが後悔です。





絵に関してですが、そこまで高いレベルではありませんが違和感なく安心して見れるレベル。そこまで乱れている部分はありませんが逆を言えば個性に欠けます。戦闘シーンは確かにすばらしいですが全体的には絵に関しては微妙な評価です。服のデザインがちょっとダサいかな(苦笑い)何はともあれルート解説。








刀子ルート

彼女そのものよりも兄貴がヒロイン的な立ち位置だった。というもの兄貴がピンチになるシーンがいくつかあり、そして兄貴のその真面目な風貌と比べて可愛い言動が面白かったです。どうやらこの人はヒロインズよりも度々話題に出ることが多くあやかしびとがなぜ男キャラが人気なのか明確に分かったルートでもありました。兄貴の話ばかりしましたが刀子自身も魅力があり楽しめました。エンディングは幸せそうで良かった(ひとつをのぞく)






トーニャルート

まあ、トーニャもクールで可愛いヒロインであると思うんだけどこちらも兄貴ことウラジミールの方がね。。。もうかっこよくて。。。正直彼が好きで主人公との恋愛はどうでもよくなってきました。各々の登場人物たちもちゃんと見せ場やデれるシーンもあったんで良かったのではないでしょうか。そういえばトーニャの中の人は後藤..おっと誰かきたようだ。






薫ルート

正直あまり好きじゃないヒロイン。しっかりしているように見えて主人公に依存しているというか弱弱しいというか。立場的に主人公と敵対するのですがやっぱり印象が薄くこちらの怒りのヘイトが高まっていきました。それでも主人公の師匠的存在キャラがまた男前で心を打たれました。終盤の戦闘シーンが熱く目が離せない。






逢難ルート

一番泣けるルートではないでしょうか。当初は主人公と憎しみあい敵対するヒロインでありながらもお互いに惹かれあい。。。ざっと話すとこんな感じ。エンディングが二つあるのですが実に対象的。明るい未来が予想され希望がある結末。かたや闇に生きることを決意し先が見えない結末。どちらも面白く納得がいく展開でしたのでこちらも満足。





すずルート

グランドフィナーレ。戦闘シーンもいくつか見ごたえがあり様々なキャラクターが主人公やすずのために活躍するこれまでの集大成的なものとなっています。ラスボスとの戦いに赴く主人公もかっこいいのですがラストになるにつれて物足りなさを感じていまいました。なんというか「ああ、そんな感じかー。普通だなあ」みたいな。ラストバトルの状況を淡々とかつ熱血に展開するテキストはこちらも胸が熱くなりました。







総評

個別ヒロインのルートに入ると他のキャラクターの出番が減り忘れられそうになるゲームは多いのですがあやかしびとは「誰かが欠けたらダメなんだ」そんなシナリオライターに強き意思が伝わっていきました。そして、ヒロインよりも男キャラが活躍することから「漢ゲー」「燃えゲー」の代表としても紹介されます。戦闘シーンの熱さばかり語っていきましたが日常パートも笑えるようなショートストーリーが多くこっちの方面でもいけるんじゃないかい?その熱量は僕の記憶に刻み込まれました。