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えなりしげたの深夜だから言わせろ!

道楽。https://twitter.com/shigeta_of_13

5~6年前に半ニート生活をしていた話~second flight~

過去

shigeta-of-13.hatenablog.com

 

↑前回

 

 

僕の半ニートとしての生活がおわかり頂けただろうか?

本項ではその日々を代表する人であり僕のかけがえのない人を紹介したい。

 

 

 

 

彼との出会いは正直あまりよく思い出せない。

mixiで面白い日記を書いている人を僕が見つけたのがきっかけだったと思う。「これはお近づきになりたい!」と考え僕から声をかけてみた。

思えば当時の僕はとても積極的だった。それは現実の世界ではなく、web上に限った話なのだけれど。

 

 

僕達が仲良くなるのに時間はさほどかからなかった。

同じような趣味や物事に対する考え方をしていたので。そのうえ。好きなバンドや好きな小説家や漫画家などもほぼ同じだった。

二人でよく2000年代前半のアニメやゲームについて語ってたかな。web上だが。

 

 

 

彼はとてもファンキーな人だった。

所謂。ブラックジョークや人間の醜さや悲しさ切なさを面白く分かりやすく書くのが得意だった。

今思えば物書きとしての僕に多大な影響を与えていた。尊敬をしていた。

ニートで暇を持て余した僕はやがてショートショートを書くようになる。

その際にアドバイスをくれたのは他でもない彼だ。

彼は優しく僕の作品を褒め倒し。それでも気になった点などを教えてくれた。

今でも鮮明に覚えている。かつての僕のお手本だった。

 

 

 

ファンキーな人物ではあったが、時折物悲しい文章を書くのだ。

人にあまり興味のない僕が珍しく心配をしていた。

彼は過去にどれほどのことを経験してどんな見たくないものを見てきたのだろうか。

昔はとても純粋な人間だったのだろうか。

僕自身がこんなに人に夢中になるとは思わなかった。

 

 

 

結論から言うと彼は何も言わずに僕の前から消えてしまった。

mixiも全く更新をしない。メールアドレスも繋がらなくなった。連絡がまったく取れなくなったのだ。

東日本大震災以降から何やらおかしかった。

当初は「おお!俺も生きていたぜ!ヒャッハー!」と意気揚々と語っていたのだが、僕にはそれは無理をしているように見えた。

あの震災で彼の中の何かが壊れてしまったのだろうか。

 

 

今でもmixiには彼のアカウントは残っている。

彼の残した言葉(日記)もそのままの形で残してある。

最後の日記にはコメント欄に。

「帰ってきてくれー」

「今、何してるんだい?」

「またいつものように日記を書いてくれー」

そんなコメントで溢れていた。

僕以外にもたくさんの人々に影響を与えていたようだ。

たった一年ほどしかの付き合いだったが、それは僕にとって十年くらいの長い時間に思える。

忘れられない。これは青春や友情の類なのだろうか。

 

 

 

そして、アナタは今何をしているんだい。

元気にしているのかな。

あの頃。確かにアナタはそこにいた。

 

 

 

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